先輩インタビュー

生産計画
 
一生の仕事をするならこういう人たちとしたい 

 就職活動において会社を見つめる視点は2つありました。ひとつ目は、世の中の役に立っている会社であるか、ふたつ目は、自分がしている仕事に自信を持って周りに話せるかという2点です。TOTO商品は間違いなく生活を支えていますし、環境にも配慮している点にも大きな魅力があり、2つのポイントに合致する会社でした。また、説明会や面接でお会いした社員の人たちが温かい人たちばかりで「一生の仕事をするならこういう人たちとしたい」と思ったのが入社を決めた大きな理由です。

製造部門のコントロールタワー

 入社から在籍している計画課は製造部のコントロールタワーというべき部門で、私は主に浴槽や、床の生産計画、およびデリバリー管理を担当しています。商品を生産する際、単純にご注文を頂いた順に生産すれば良い訳ではありません。「何を」「どれだけ」「いつ」「どうやって」を計画的に考えないと、無駄な作業や時間がかかってしまいます。無駄を省いて製造原価を抑えることはもちろん会社の利益のためにも大切ですが、最終的にはお客様へご提供する商品の価格や納期にも繋がる大切な仕事です。

協力して達成する喜び

 これまでで印象に残っている仕事をひとつ上げるとしたら、浴槽の生産性を向上させるために独自システムを立ち上げるプロジェクトメンバーに選ばれたことですね。それまでは先輩方が築き上げてきた「土台」がある仕事をしてきましたが、そのプロジェクトはその「土台」も何もない状態から作り上げるものでした。社内はもちろん、社外の方々とも連携して、実態把握、要件定義、テスト運用を重ねて本番稼働まで成し遂げられたことは私個人にとっても大きな自信につながりました。

今の仕事への理解を深め、更なる生産性向上を

 当面は今の仕事への理解を深め、更なる生産性向上を実現していくつもりです。TOTOの浴室は品質、コスト、デザイン、機能という「4つのNo1」を目指しており多くのお客様のご支持を頂いています。もちろん会社としても嬉しいことではありますが、せっかくたくさんの注文を頂いても、それが生産能力を超えてしまうとお客様に商品をお届けできなくなってしまいます。ビジネスチャンスの損失はもちろん、お客様の信頼・期待を裏切ることにもなってしまいますので、お客様の信頼に応え続けるためにも、生産性の向上に邁進していきます。

就職活動は「旅」

 就職活動は人生の半分以上をともに過ごしてゆく仕事の場を探す「旅」だと思います。会社説明会で様々な会社の事業内容・業務内容に触れられるのは就活生の特権です。私たちの会社でも夏祭りやリモデルフェアなど、本社工場を一般開放したイベントを定期的に開催していますが、興味を持った会社がそういったイベントを開催していたら参加してみることをお勧めします。ホームページやネットでの情報収集だけでは判らない、会社や働いている人の雰囲気にも触れたうえで、自身の仕事の場を見極めてください。

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