先輩インタビュー
お客様視点で考え抜いた製品をつくりたい
大学で経営工学を学ぶ中で品質管理や生産管理といった製造に関わる部分に興味を持ちました。 TOTOバスクリエイトに決めたきっかけは自宅のリフォームで「ほっカラリ床」を体験したこと。とにかくびっくりしました。床を柔らかくするなんて自分の発想では出てこないし想像さえできなかった。世の中に出すために性能や耐久性などを含めて作り込んでいるのだろうと考えると驚きしかなくて。しかも膝をついても痛くないという考えは本当にお客様視点で考えないと出てこない、自分もここまで考え抜いた製品を作り込む会社で一緒に働きたいと思い志望しました。
組立の品質を作り込む
ユニットバスは工場から出荷する時はバラバラの部品になっていて、それをお客様の自宅で組立者の方に組立してもらって初めて完成する製品です。その組立の品質を作り込む仕事に携わっています。 具体的には、単に「組立できるからOK」ではなく、道工具の違いや部品の材料物性、組立時の現場環境など様々な条件下でも正しい組立ができるように「正しい組立ができないのなら先に進めない/間違っていたら必ず気づく」構造にするために、開発設計者に組立現場の様子を伝えて議論しながら部品設計の変更提案や正しく組立できるか実際に組み立てて評価をしています。 当初は現場で水道管がどう設置されているのか排気ダクトがどうなっているかなど建築や給排水の知識が全くなく不安でしたが、上司に相談して組立現場に足を運ぶ機会を得て、現場現物に日々触れて学びながら仕事に取り組んでいます。
「組立しやすくなったよ」と笑顔で言われた
自分の担当商品の組立現場に立会した時に組立者さんから「組立しやすくなったよ」と笑顔で言われたときにめちゃくちゃ嬉しかったです。以前から自分の関わった商品でお客様に笑顔になってもらいたいと思って仕事に取り組んでいたのですが、組立者もお客様の1人だ、その組立者に喜んでいただいたのは自分の実現したかったことだなっていう感じがありました。
現場に行ったり部品に直接触れることを大切に
今の部署でユニットバス全体の構造や建築現場への納まりを理解した上で、部品自体の品質管理に関する部署で仕事をしたいです。全体がわかるからこそ広い視点で仕事に取り組めると思いますし、そのためには机上の議論よりもまずは現場に行き、部品に直接触れることを大切にしたいと考えています。そのほうが間違いなくお客様に近づけると思っています。
自分の仕事が何につながっているかを考えて
自分がやりたいことを明確にすることも大事ですが、自分の仕事が何につながっているかまで考えて決めていくのがいいかなと思います。私は、自分が携わった製品でお客様を笑顔にしたいと思っていました。お客様を笑顔にしたいという目的の部分をしっかり持っておくことで、変に迷ったりせずしっかり軸を持って就職活動に臨めると思います。