先輩インタビュー

受注設計部部
 
みんなが毎日つかうもの

 もともと建築を専攻していたので建築士を目指していましたが、就職活動の中でハウスメーカーやゼネコンを見るうちに、住宅設備、特にお風呂やキッチン、トイレなどみんなが毎日使う製品に興味が出てきました。中でも、TOTOグループの「豊かで快適な生活文化を創造する」という考え方にとても共感できたこと、会社説明会や選考の中で触れた社員や会社の雰囲気が良く、自分の働く姿がイメージできたことがTOTOバスクリエイトを選んだ決め手です。

浴室の裏側から品質を支える

 受注設計部は、ハウスメーカーやマンション、ホテルや病院といった法人のお客様のご要望に応じた「特注品」の設計、中でも浴室部品の設計を行っております。現在私の担当はマンション向け浴室です。浴室の表側に出てこない裏側の配管等の設計をしております。浴室の水栓の位置が変われば、裏側の配管の経路も変わります。他の部材への影響や、建築躯体との兼ね合いなど踏まえながら検討しなくてはいけません。図面には出てこないけれども、だからこそ表側も裏側も把握できる知識が必要です。 特注品設計における部品設計は最後の工程なので、品質の要です。「品質を支える」という気持ちで、私をはじめメンバー全員が仕事に取り組んでいます。過去の先輩方のノウハウを整理して共有化したり、図面だけではわからない気づきを得るために現場へ出向いたり、品質を守っていくためにどうすればいいのかを一人ひとりが考え、チャレンジしています。

現場視点の設計

 入社して間もなく、自ら設計図を作成した現場を見る機会がありました。わたしたち設計者は、組み立てる上で注意してほしいことを文字情報で記載しがちです。しかし、現場では様々な部材を限られた時間内で効率的に組まなければなりません。文字情報ではなかなか伝わり切れていないことが分かりました。パッと見て伝わるように図で表現する、更に目指すところは、注意しなくてもきちんと組み立てることができる設計だと思います。

お互いさま

 育児休業を経て、現在は短時間勤務をしております。周囲の方々の理解もあり、充実した家庭との両立ができています。「周囲に迷惑をかけていると気にしすぎてはいけない。育児が落ち着いて自分が支える側になった時、迷惑だと感じてしまうから。お互い様だよ。」という先輩社員の言葉が心に残っています。どうしても突発的に休暇を取らざるを得ないことがあるので、出社できる時は120%で、常に前倒しを意識して仕事をしています。

長い人生を思い描く

 就職活動を自分の人生として、長い目でライフプランを考えてほしいと思います。プライベートでも実現したいことを視野に入れた上で、自分の働く姿をイメージしていただきたいです。ぜひ、実際に会社に出向き、社員と話してみてください。その会社で働く姿を具体的にイメージできるのかが、大事なポイントではないでしょうか。色々な企業を見る機会が用意されているのは新卒ならでは。滅多にないこのチャンスを活かしてくださいね!

 

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