
品質向上のため
生産パートナー様と
安定品質を追求。
設計通りの品質でモノを量産できる製造プロセスを保証することが品質管理課のミッションです。その中で私は、自社工場品以外の生産を担う生産パートナー様の品質改善に取り組んでいます。製造業である以上、不良が発生するのは避けられません。しかし、それを成長の機会として品質向上を促すことが重要です。社外のモノづくりに関わることは難しさもありますが、不良につながりうる弱さ(問題)はないか?どうすれば安定品質を実現できるか?を生産パートナー様と一緒に追求することは学びが多く、その奥深さにやりがいや成長を感じています。

作成した是正ツールが
グループ会社の
フォームにも採用。
品質不良の是正において、最も重要なのは事実を正しく掴むことです。全員が正しい事実を共有できれば、再発防止の議論を深めることができます。事実確認を効果的に行うため、私は是正ツールの改善を行いました。プロセスを丁寧に振り返り、どこに問題があったのか明確にすることを狙いとしたフォーマットへの変更です。そのフォーマットはTOTOの他の事業部からも評価をいただき、自部門の是正ツールにも反映したと聞きました。自分のした仕事が事業部を越えて役に立ったと知り、嬉しかったです。

院生時代の研究を通して身についた
課題解決に対する基本姿勢。
大学院では化学工学を専攻し樹脂の成形技術に関する研究を行っていたため、その知識が役に立つ場面もありますが、それよりも大事だと思うのは、研究生活を通して課題解決に対する基本姿勢が身についたことです。現状の立ち位置を把握して目標を設定し、問題点を深掘りして解決策を試行する。その考え方はどんな仕事でも通じるものなので、経験しておいて良かったと思います。
皆さんも、自分が身を置いている環境に捉われることなく、「自分はどんなことが好き?これからどんなことをしていきたい?それはどうして?」と丁寧に自分と向き合ってみてください。得意なことを深めたり、新しい分野に飛び込んだりすることも良いでしょう。向き合った先に、TOTOバスクリエイトがあると嬉しいです。